Auto out life

主にVTuber、特ににじさんじについて書き連ねる場所

VTuberのロールプレイは誰がために

 

編を付けるのもダサいなと思いだしたので普通に書き出しました。

またまたVTuberの話です。

ロールプレイとは文字通りキャラクターを演じるということで界隈では普通の女子高生から果ては動物までが色々な手法で活動しています。RPと言われてますね。

だけどこれって面白さを担保するものではないんですよね。

10代の子が70年代のアニメ特撮の話をし始めた時ならまだしもセーラームーンポケモンなど世代を越えた作品の話をし始めたら生まれてないだろなんて言い出して話の腰を折る人が多数いてビビりました。

そもそもVTuberを広く認知したきっかけがケモミミの生えたロリっ子がおじさんの声でコンビニバイトの話をし始めたのを見てすげえのが出てきたなというのが始まりだったので今更そんな野暮言うのか?と。

ロールプレイって言う事自体が野暮なのはさておき。

 

当然世界観を固めて面白い方はいるしそうでなくてつまらない方は多数いるけれどキャラクター像がリアルタイムに続々組み上がっていくのを見るのが他のコンテンツにない魅力だと思います。

そこに貴賤はなくて僕の中では面白い面白くないが全ての規準であり当人たちも面白くありたいんじゃないかなと。

自分がやりたいからやっている、ならいいけども負担になってしまい深夜弱音を吐いてしまう配信を見たことがあったので相当覚悟を持ってやらないとダメですね。

 

キズナアイが映画の話をする時自身はAIだから配信サービスにないものは見られないという旨の発言を動画でしていたのですがそこまで作り込むかと思ったことを覚えています。

けれどシロちゃんは何でも電脳◯◯と称してバーチャル世界に持ち込んでいるしおめがシスターズやぽんぽこ、ピーナッツくんのように現実に出現してしまう方もいる。

宇宙人らしい常軌を逸した発言を度々する銀河アリスもいればJKなのにインターネット老人ムーブをしてしまう月ノ美兎がいるといった多様性が今の勢いを生んでいると感じています。

 

人がどういう環境で生きてきて何に触れてどう面白いと感じたかというのはその人以外には想像の域を出ることはできないんです。

僕みたいな平凡以下の人間でも小学生の時から父親の集めていた野球狂の詩なんと孫六などを読んで育ってきたので同年代と話せない話題はありましたし。

そういう方々から自分が触れてこなかった好きを教わって世界を広げてもらえてるのが僕の中でのバーチャルYouTuberでこれからもそうであってほしいなという願いです。

 

言いたいことが迷子過ぎていたのでちょっと追記。

僕自身が活動してるわけではないから想像で言っちゃうことになるんですがアバターを借りる最大のメリットって演じるためではなく内面をさらけ出せるようになるところにあると思ってるんですよ。

普段の生活では言えないようなことってみんなどこかにあってだからBBSやSNSなんかでたむろしてた人がそのまま出てきたような感じ。

そうやってキャラが魂に引っ張られるように替えの効かない唯一無二の存在になっていくんですね。

だからといってやっぱり抵抗ある人はいるだろうしそういうラインを踏み越えた上で活動し続けている人達には尊敬の念を禁じ得ません。